松浦武四郎と江戸の百名山 |中村 博男
松浦武四郎と江戸の百名山中村 博男
平凡社 刊
発売日 2006-10-11
価格:¥735(税込)
オススメ度:★★
登山好きには面白い、のかなぁ・・・ 2006-11-05
松浦武四郎の「登山」に焦点を当てた本、とのことで、登山好きにはそれなりに面白いのかも知れない。
だがそれにしても、もっと深く掘り下げるべきなのではと思ってしまう。
例えば、山の名前が変わってしまったなどの理由で登った山がどこだかわからない、という場所がいくつかあったが、本書の著者は、地名時点を見て載っていないからわからない、というくらいで話を止めてしまう。
江戸期の登山事情などについてもあまり詳しいとは思えず、
論考というには程遠い。
一方で、自身の登ったことがある山についてはその体験記も載せたりもしているが、これも通り一遍の感じであまり面白いとは言えない。
松浦武四郎という人のすごさが再認識できた、というくらいが、本書の価値かも。
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この記事は2006/11/16に作成しました。
ヒマラヤを駆け抜けた男―山田昇の青春譜 |佐瀬 稔
ヒマラヤを駆け抜けた男―山田昇の青春譜佐瀬 稔
中央公論社 刊
発売日 1997-06
価格:¥720(税込)
オススメ度:★★★
成功しないと駄目なのか 2006-04-07
1990年に東京新聞出版局から出た単行本の文庫化。
日本を代表する登山家であった山田昇の生涯を描いたもので、第一回スポーツライター賞(ノンフィクション部門)を受賞しているらしい。正直、それほど優れた作品とは思えなかったのだが…。
山田昇は世界に14座ある8000メートル峰のうち、9座までを征服したことで知られている。本書は友人や関係者へのインタビューをもとに、山田の登山歴を再構成していったもので、なかなか迫力がある。重点が置かれているのは山田の人間的魅力。すごく良い人だったらしい。しかし、この点はもうひとつ良く伝わってこなかった。
山田は8000メートル峰全制覇を成し遂げることなく遭難死してしまう。その虚しさはいかほどだろうか。
著者にはロッククライマーを扱った作品が幾つもあり、会わせて読むと面白い。登場人物や事件が次々とつながってきて、日本の岩登りの世界をのぞきこむことが出来る。
著者の無念さがひしひしと伝わる名著 2005-01-12
ヒマラヤに通うアルピニストというと、狷介なイメージがつい先だってしまいますが、著者は、そんなアルピニストとはまったく違う、山にいるときの人のふれあいを大切にした、愛すべき山田昇を「岳人」に連載する矢先に、マッキンレーで失いました。
山田昇の「人となり」は、著者の綿密な取材により、見事によみがえっており、本人に会ったことのない私でさえ、マッキンレーでの遭難死を無念と思わせる名著です。
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この記事は2006/11/16に作成しました。
奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき |伊佐九 三四郎
奥多摩・奥武蔵日帰り山あるき伊佐九 三四郎
実業之日本社 刊
発売日 2005-04-09
価格:¥1,575(税込)
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この記事は2006/11/16に作成しました。
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